ベルリンに春が近づいています Hier kommt der Frühling.


ベルリンに春が近づいています。

夜明けが何時かは把握していないんですが、
三月も終わる昨日は夜8時くらいまでは太陽があったように思います。

ベルリンの春と銘打っておきながら、写真はコブレンツ(Koblenz)で撮ったものです
いつか書きますが、コブレンツにはライン河が流れていて、ライン河にはローレライ(Loreley)という妖精がいます。L'arc~en~Cielのファンなので言ってみたんですが、結構良かったですよ。 

ベルリンに来るまで知らなかったんですが、ベルリンの冬は本当に厳しいです。
日照時間が短いのもさることながら、いつも雨か雪か曇りなんですよ。
もし観光としてベルリンに来るならば冬は絶対に避けてください。
5月以降の春、もしくは夏がいいのかな。

人間の機能的なものなのかもしれませんが、太陽を見ないと凄く気分が滅入ります。
公園とか散歩するのが好きなんですが、曇ってると散歩する気も起きないんですよ。
しかも、私は結構寒さに強い方なんですが、体が寒くて辛いというより皮膚が痛いほど寒いときがあって、おそらくそれは寒さと乾燥のせいなんですが、皮膚は鍛えようが無いから辛かったです。ベルリンに来てすぐノドがやられてしまって、風邪を引いたこともありました。咳が止まらないんですよ。
季節性情動障害という病気も恐らくは欧州人にとっての地域病みたいになってるところもあって、そういうときはもうメラトニン飲んだりするしかないんじゃないでしょうか。
太陽を浴びることができないから、経口摂取するしかないのかも。

冬の話しはこれくらいまでにしましょう。
春が来ると、みんな外に飛び出して公園で車座になって、歌ったり、踊ったり、お酒を飲んだりして過ごします。ベルリンの壁跡地にある公園があるんですが、そこが野外ステージみたいになってて、(恐らく公式ではないであろう)カラオケ大会をやってたりします。
あとは、屋台でケバブを食べたりブルスト(ドイツ語でいうところのソーセージです)を食べたりします。まあなんていうか幸せな時間ですね。

テンペルホフ公園(空港跡地)でバーベキューをしたときは、まだ日差しがギラギラとしていたのに、もう夜の9時半だったこともあって、その時は驚きました。
そこで日本人、フランス人、メキシコ人、イスラエル人でバーベキューしたんですが、隣りでもパーティーやってて、そこは中東系の人たちが、楽器を弾いたり歌ったりしていて、混沌としていました。
しかし、なんか平和をそのとき感じました。
一緒に暮らせるのに、争いが起きてしまう。
だけど仕組みを知れば、争いは終わらないのかなと考えてしまいます。

書いてる今日もベルリンは曇りです。
春よ来い
Komm hier der Frühling!
って感じです。

では。
Wiedersehen!!

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